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2年間の不妊症を乗り越えて

年齢は33歳。背が高く、上品な雰囲気を持つ女性でした。結婚前は責任の重い仕事をこなし、常に気を張って過ごしていました。しかし、その影には冷えやすい体や疲れやすさ、不安定な気持ちがありました。
過去に左卵巣を摘出する手術を受け、多嚢胞性卵巣症候群とも診断されました。それでも希望を捨てず、不妊治療を続けました。漢方を取り入れると、次第に体調が整い始め、生理痛が和らぎ、冷えやむくみも改善しました。
ある日、これまでの仕事の苦労や、初めての挫折感について涙ながらに話してくださいました。その後も治療を続け、5ヵ月目には自然妊娠という喜びが訪れました。
使用した漢方薬は、自家製煎じ薬柴胡桂枝乾姜湯と駆瘀血剤を兼用しました。
彼女の笑顔は、努力が実を結ぶことを教えてくれるようでした。