36歳の女性は、左卵巣に2cmのチョコレート嚢腫があり、中肉 イライラ、不安感、足が冷え、疲れやすい、肩の凝り、生理痛、腹冷、甘いものが大好き(チョコ、アイス、菓子パン、南国の果物)家族歴は糖尿病がありました。お腹が冷えると胃痛腹痛を起こします。これを東洋医学では、「仙気」と言っています。これに使われる代表的な処方は当帰四逆加呉茱萸生姜湯です。自家製の無農薬生薬「当帰」「芍薬」を入れたものを1ヶ月服用して頂き、頭痛、胃痛がよくなり基礎体温が上昇しました。2ヶ月服用で生理痛解消、排卵期おりものが増え、高温期が10日から14日にのび、服用3ヶ月で自然妊娠されました。2年後、めまい、疲れやすい、目の疲れ、途中覚醒5-6回、冷え、便秘がひどく当薬局を訪れ、再び自家製当帰四逆加呉茱萸生姜湯1ヶ月服用で体が温まり、翌月第二子自然妊娠されました。やはり漢方薬は煎じ薬がよいと感じています。香りのアロマ効果もあるのかもしれませんが、二千年前から、本物の漢方薬は煎じ薬なのです。諦めないでどうぞ頑張ってください。
