
体をあたためる処方で水毒を浮き上がらせ、その毒を体外に出すことで治療も実った、今回ご紹介するのは、33才の女性でした。
「3年間子どもができない」というご相談でした。
10年前から、多嚢胞性卵巣があり、排卵しにくいと言われていたそうです。
おりもの、月経の出血とも多く、月経痛もひどく、基礎体温ははっきりと2相にならず、
顔色は赤ら顔で疲れやすい、
足のむくみ、
貧血、
肩こり、
頭痛・頭重、
せき、
おなかの張り、
横になるとおなかがゴロゴロするなどの症状がありました。
まったく運動をしていないということなので、体をあたためる自家製無農薬生薬入りの煎じ薬と、あわせて1日1000回のなわ跳びをお願いしました。
その後、そのときどきの体の状態や症状によって漢方処方をかえ、約1年。
その間、2回の体外受精を行い、着床はするものの、
残念ながら妊娠には結びつきませんでした。
そこで、漢方散剤を兼用していただいたところ、その2日後に大量のおりものが出て、その4日後の体外受精(胚盤胞移植)で妊娠しました。
これは「体があたたまると悪いものが浮き上がり、それを体外に出すことで体調をととのえる」を漢方薬で実践した症例です。
体をあたためて、体内にたまっていた水毒を大量のおりもの、という形で外に出した結果、赤ちゃんが授かる体にととのえられたのだと思います。
