
現在、不妊に悩まれている人たちの原因の半分以上が男性にあるともいわれています。
特にデスクワークが主で一日のうちの大半をPCの前で過ごすようなかたの場合、ストレスが心配です。
その主な症状は目の疲れ、背中や腰の痛みといった肉体疲労だけでなく、イライラ感、孤立感、不安感などの心理的症状、人によっては性欲の減退、精子数の低下、精子運動率の低下などを招くこともあるからです。
これは連続的なコンピュータ業務が大脳の前部分にあって、人間の性衝動と関連している前頭連合野の能力を低下させるためだと考えられています。
こうしたテクノストレスが心配なかたは、週末などの休日にじょうずに気分転換をしてストレス解消するとよいでしょう。たとえばふだんの生活とはまったく逆、つまり体を動かすような趣味がおすすめ。
スポーツを楽しむ、庭いじりやガーデニングをする、釣りを楽しむなど自然に親しむのもよいでしょう。またクラシック音楽を聞くのもおすすめです。
長い間漢方相談をつづけていく中で、現代人の病気のほとんどは運動不足が原因の一つであると思うようになってきました。
精神医学の大家であるフロイトは、「人間が自然から離れれば離れるほどみずからの欲求に抑制がかかるようになり、それがエスカレートしていくと心の病になる」といっています。
現代人に自律神経失調症やうつ病、神経症がふえてきているのも、自然から離れ、人間が本来持っている欲求に抑制をかけているせいかもしれませんね。
不妊に悩まれているかたたちも、機会を見つけて自然や自然のリズムに意識して近づき、心身ともにゆったりとリラックスすることが大事です。
心身ともにリラックスすれば子づくりの基本となるよいホルモンも出るのではないでしょうか。
