
かたいおなかがフカフカとやわらかくなり、妊娠。
ご相談にいらしたのは34才の女性で、身長159㎝、体重45㎏。
5年前に不妊治療を開始し、これまでに人工授精を5回、顕微授精を6回実施。顕微授精では妊娠反応が3回出ましたが、心拍までは確認できなかったそうです。
医師に「子宮がかたい」と言われたこともあり、また、h MGの注射を打った際に卵巣がはれたことから、少し治療を休み、漢方で体質改善を、と来局されました。
冷え性、寒がりで胃腸が弱く、下痢と便秘を繰り返す体質で、生理は順調にあるものの、排卵日が11~12日とやや早く(28日周期の人で生理開始日から14日が一般的)、生理周期も25~26日と短め。生理痛もひどく、1日目と2日目は鎮痛剤を必ず飲むといいます。
自分でおなかをさわると、冷たくかたく張っている、また、アイスクリームやケーキなど甘いものが好きとのことでした。
そこでまず、甘いものをなるべく控えること、
日500~1000回のなわ跳びをアドバイスし、漢方薬は、おなかをあたためて子宮をやわらかくしていく自家製無農薬生薬配合の煎じ薬を処方しました。
漢方を飲み始めると下痢や便秘が改善し、3カ月後には排卵日が13~14日に延び、生理周期は2~26日に変化。おなかもあたたまりやわらかくなってきた実感がある、体重も4㎏ほどふえ、疲れにくくなってきたといいます。
そのまま漢方薬を継続していただき、4カ月後に顕微授精を再開したところ、ホルモン値も良好。すぐに妊娠し、無事ご出産を迎えました。
予想外で本人もビックリしていました。漢方薬はただ飲むよりも、その方に合わせた漢方薬を服用する事が早道。
肺に使う漢方薬や、胃腸に使う漢方薬が、不妊症改善にもつながることもあります。
