からだは、毎日の食事からとったものからつくられます。日本人のからだは、日本の自然風土の中で育った食べ物と相性が良いものです。昔ながらの日本食が持つ力を体にとりれてみませんか。

東洋医学独自の「身土不二、 という考え方があります。

薬局で相談を受けていると、みなさん から必ず聞かれる質問があります。 「どんなものを食べれば、妊娠によ いですか?」 というものです。。昔と違っ て今の時代は栄養や健康についての情 報が本や雑誌、インターネット上であふれ、サプリメントや健康食品などの新製品も登場するので、迷ってしまいます。でも、考えてみてください。サプリメントや健康食品どころか食べ物がなかった戦前戦後の日本は子沢山でした。そうなると特別な食べ物を食べる必要はなく昔ながらのお米にみそ汁漬物といったシンプルな組み合わせで十分に思えます。それだけでは栄養が足りないと思ってしまうかもしれませんが・・・・。

東洋医学には、身土不二という考え方があります。自分が生活する場所で季節のものを食べるとよいという考えです。また、日本は高温多湿に湿気が多いい国です。漢方的には水毒になりやすい体質を持っているので、体に余分な水を貯めやすくする、甘いもの、油の取りすぎには気を付けていくことが必要です。

あたため効果の高いみそ汁は 朝食におすすめ

みそ汁は重要なタンパク質源になりま すので、ぜひ飲んでほしいと思います。 みその原料である大豆はもちろん、だし で使ういりこやかつお節にも動物性タン パク質が含まれています。 また、寝ている間は内臓も活動してい ません。ですから朝起きたばかりは、内 臓も冷えているのです。そこに、体を冷 やす果物やヨーグルト、青汁、パン(砂 糖入り)、コーヒーなどを朝食でとって しまうと、内臓の冷えはますます進んで しまうでしょう。体の冷えを解消&予防 するためにも、朝一番に食べるのなら、 あたたかいみそ汁をおすすめします。 便秘解消や健康のため、乳酸菌が豊富 なヨーグルトを常食している人もいます が、漬け物(ぬか漬け)にも多くの乳酸 菌が含まれているのを知っていますか? 農耕民族の日本人の腸には、動物由来 のヨーグルトよりも植物性の乳酸菌のほ うがベター。毎朝、少量のぬか漬けを食 べるのもよいと思います。