陽性反応が出たと言うお知らせは、何回聞いても心が躍ります。特に長く頑張ってきたお客様の場合は喜びも大きいものです。私たちが本格的な不妊症相談を始めたのが1994年、専門雑誌に投稿して頂いた一行のコメントがきっかけでした。その後、2001年秋、東邦大学薬学部の漢方フォーラムで「不妊症に対する漢方薬の応用」と題して発表し、それから早10年、当時は年6人のご懐妊の結果が、ここ数年は平均で100人に届くまでになってきました。
しかしご紹介を頂く度にハードルが高くなるのも事実で、結果が出ない方も多く日々葛藤しています。また、特殊な事例も経験しており、子宮外妊娠で左の卵管を切除した方が左の卵巣から排卵した卵(専門医によるエコーで確認)で自然妊娠(6ヶ月服用)された例や、卵巣機能不全と両卵管閉塞の方が2ヶ月で自然妊娠(当帰芍薬散)した例、不妊症歴10年の方が建中湯6ヶ月で自然妊娠などを経験すると漢方薬の素晴らしさに感動いたします。このような例は特別だとしても「証(しょう)」が合った時、妊娠までの期間が早まると考えられます。
一人でも多くの方がご懐妊されることを願っております。
この薬局は、土曜日、火曜日のみの予約制(相談時間:10時から19時)になっております。ご予約は03-3563-6238(受付時間は、祝日を除く10時から19時)までご連絡ください。(大学関係、漢方勉強会などによるお休みが入る場合がございますので、インフォメーションを確認してください。)