
時は江戸時代の中期。吉益東洞(よします とうどう)という漢方医がいました
東洞はどんな病でも毒が体内にあるから起こるのであって毒を去ることが万病を治す基本的な方法だといい、漢方薬を使い大便、小便、汗、生理などで体内から毒を出す治療をしていました。悪いものが除かれますと免疫が活発となり健康が取り戻されるのです。
雑草抜きに似ている
雑草の根を除いてあげると薬草はよく育つことによく似ています。悪いものを除き、体内を「空っぽ」にしてあげると健康に近づけるのです。これとは反対に悪いものを体内に入れないようにしていく事も大切です。3日間の断食をしたところ、空腹感とだるさを通り過ぎた後、まるで体の中が空っぽの様な状態となり頭が未だかつてないほどにスッキリした、と言っていました。飽食の時代には大切なことかもしれません。この考えを、私達は不妊症治療に応用しています。
